2008年 03月 24日
スキー休暇 |
3月21日から24日まで、ドイツを含むヨーロッパのいくつかの国々では聖金曜日+復活祭で4連休となります。(移動祭日なので年によって時期が違う。) 更にドイツでは、この復活祭週末を含む1~2週間、学校も春休みとなります。他の国もだいたいそんな感じでしょうか。
我が家も、その貴重な連休を活用してどこへ行こうかと考えていましたが、結局私が自分の好みを押し通してスキー休暇としました。去年も書いたとおり、実はかつてスキーにかなりの時間とお金をつぎ込んだ私ですが、昨年の正月まで10年余り、とんとスキーはご無沙汰でした。その昨年の10ウン年ぶりのスキーでスキー熱が再発し、昨年の復活祭もスキー、今年の正月もスキー、さらにはこの復活祭もスキー、というわけです。ホントはそんな優雅な生活するほどの稼ぎがあるわけではないので、この2年間は預金残高が.....
さて、3月21日
この日は移動だけ。天気予報では「スイスは大雪」とのことでしたが、スイスに入って半分まではむしろ雨・みぞれで、交通には大した影響ありません。しかし、ベルン州からヴァリス州へ抜けるトンネル(車ごと専用列車に乗り込む)を抜けたらそこは大雪で、車も超ノロノロ運転。下の谷まで降りて国道に出たところで、ピッタリ止まってしまいました。どれくらい大雪だったかというのが、下の写真でお分かりかと。
車に40センチほどの雪が積もっていますが、これ、ほんの半日で積もったそうです。
これじゃあ宿まで何時間かかるのかと気をもみ始めた頃、車の列はわりとちゃんと動き始めました。どうやら、除雪作業をやっていたので通れなかったということのよう。国道から離れて目的地へ向かう観光道路は、車もまばらで渋滞は無縁でしたが.....路面は圧雪でちょっと不安。こちらは冬タイヤとはいえチェーンは持っていないので、坂道はかなりどきどきしながらのドライブでしたが、まあなんとか無事目的地まで着きました。もし坂を上れなかったら、下の町に車をとめてバスかタクシーの世話になるところ。
3月22日
朝起きたら、天気予報は良い方にはずれて、結構いい天気です。.....が、ホテルの窓から見えるリフトは一向に動き始めません。8時には営業開始のはずなのですが.....
その訳はコレでした。
そういえば朝からヘリコプターが飛んでいて、ときどき大きな花火みたいな音がしています。で、ヘリコプターが去ったあとを見ると雪崩が。昨日結構な雪が降ったので、リフトやロープウェーを動かす前に人工雪崩を起こして、落ちそうな雪を先に落としてしまうんですね。
ところで今回は4日間の滞在ですが、前半の2日、それぞれ2時間ずつ、スキー学校のレッスンを予約しました。昨年の正月、小坊主のスキー初体験のとき、2時間だけですがレッスンを頼んだら、これがなかなか良かったので。そういう私自身も、めちゃくちゃ自己流の下手さ加減がいやになりかけているところでったので、この際ついでにレッスンを取りました。(ああ、預金残高.....)
そんなわけで、この日の午後は、2手に分かれてレッスンに。それもあって、スキー中の写真はありません。
3月23日
今日もレッスンを予約してありますが、今日は小坊主とカミさんのレッスンに私も合流する形に。プロの先生、小坊主たちにどんな風に教えるのか、ちょっとでもそのノウハウを拝借できれば、という魂胆ですが、万年中級スキーヤーの私にはこれは無理な話か。
実際にはレッスンといっても、そんなにあれこれ説明してくれるというより、とにかくずっと付いて滑るのがほとんどなのですが、これが不思議。普段自己流で滑っていると、やたら力が入ってすぐに疲れてしまうような斜面(コブ気味の急斜面)でも、先生のあとを付いて滑ると、なんとなくスムースに滑れて、疲れ方も違うんですね。ま、だからこそわざわざお金を払ってレッスン受ける訳でしょうが。
そんなわけで、この10年以上停滞していた私のスキー技術、ちょっとは上達したかな、という気分になった2日間でした。明日と明後日はフリーで滑りますが、この感触を忘れないようにしたいものです。
この日の昼前、とあるゴンドラの終点脇での記念写真が、本日の日記の扉写真です。
by weingau
| 2008-03-24 06:23
| Reise