2007年 04月 02日
Musikmesseに行ってきました。 |
その昔、東京のアマオケの指揮者の先生が「とっても面白いよ」といっていたのは覚えていたのですが、フランクフルトに住むようになって十ウン年、結局未経験のままでした。今年もあやうく見逃すところでしたが....
幸いこの初日(水曜日)、私は車でドレスデンまで出張でした。車では、ちょっとでもドイツ語ヒアリングの練習になればと思って、なるべくラジオを点けています。で、この日のニュースで何回もMusikmesseのことを言っていたので気がついたという次第。この日車で出張じゃなくて、もしくはラジオのかわりにCDでも聞いていたら、今年も見逃すところでした。出張から帰る頃に忘れていたらいけないと、直ぐにカミさんに電話して、「今度の土曜日はMusikmesseに行こう。ぼくが忘れていたら言ってね!」と。
特に何が目当てということもなく、クラシック系の楽器や楽譜のところをだらだら見て回りました。そのなかで特に感心(?)したのは以下の点でしょうか。
(1)教会オルガン「風」の電子オルガン(私の先生は「練習用オルガン」と呼んでいる)
「どこかの隅っこに細々とあるのかなぁ」と思っていったら、なんと3社もブースがあって、また結構な賑わいでした。で、更に感心したのが、ちゃんとペダルも使って弾いている見物人の多いこと、多いこと。日本じゃ考えらないですね。まあ、教会の数だけオルガニストがいて、更にその何倍かの学生やアマチュアやいると思えばむべなるかな、と。
私もちょっといじってみましたが....鍵盤の感触といい、スピーカー(またはヘッドホン)から流れてくる音といい、「ちょっと違うなぁ」というのが正直な感想でした。前後して触った、今時の電子ピアノが本当によく出来ていて感心しただけに、このオルガンの偽者っぽさが一段と印象に残ってしまいました。....でも、もし家がもう少し広かったら、ペダル付きの一番安いやつでいいから欲しいな、とも。
(2)アコーディオン!
ざっと記憶にあるだけでも、10以上のブースがありました。アコーディオンって、日本じゃ小学校くらいでしかお目にかかれないというか、今じゃそれも無いかも知れませんが、当地では十分に現役の、しかもメジャーな楽器なんですね! 確かに、飲み屋でも、地下鉄の駅でも、路地でも、アコーディオン弾きはよく見かけます。裾野が広いんだ。
(3)ほとんどの楽器が、弾き放題、吹き放題。
歴史チャンバロ(もちろんコピーのしかも普及品ですが)も触り放題で、これは結構しつこく触りました。実は歴史チャンバロを触ったのはこれが始めて。値段もべらぼうに高いわけではなく(1ストップのモデルなら私の大量生産ヴィオラとどっこいどっこいの値段)、おもわず買っちゃいたくなりましたが、練習以前に調律が大変だと聞いたのを思い出して、我に返りました。それに、昨年はじめたオルガンだけでも全然練習時間が取れなくてダメなのに、他の楽器に手を出してもできっこない、と自制しました。まあ、定年後の楽しみでしょうか。
(4)中国パワー
弦楽器、ピアノ、管楽器、電子楽器と、どこへ行っても中国系のメーカーのブースが目立ちました。どこかのWEBで「中国の楽器が熱い」と読んではいましたが、まさに実感。でも、もし自分がヴィオラを買うなら、やっぱりイタリアのが欲しいと思ってしまう、ブランドとイメージに弱い私です。
幸いこの初日(水曜日)、私は車でドレスデンまで出張でした。車では、ちょっとでもドイツ語ヒアリングの練習になればと思って、なるべくラジオを点けています。で、この日のニュースで何回もMusikmesseのことを言っていたので気がついたという次第。この日車で出張じゃなくて、もしくはラジオのかわりにCDでも聞いていたら、今年も見逃すところでした。出張から帰る頃に忘れていたらいけないと、直ぐにカミさんに電話して、「今度の土曜日はMusikmesseに行こう。ぼくが忘れていたら言ってね!」と。
特に何が目当てということもなく、クラシック系の楽器や楽譜のところをだらだら見て回りました。そのなかで特に感心(?)したのは以下の点でしょうか。
(1)教会オルガン「風」の電子オルガン(私の先生は「練習用オルガン」と呼んでいる)
「どこかの隅っこに細々とあるのかなぁ」と思っていったら、なんと3社もブースがあって、また結構な賑わいでした。で、更に感心したのが、ちゃんとペダルも使って弾いている見物人の多いこと、多いこと。日本じゃ考えらないですね。まあ、教会の数だけオルガニストがいて、更にその何倍かの学生やアマチュアやいると思えばむべなるかな、と。
私もちょっといじってみましたが....鍵盤の感触といい、スピーカー(またはヘッドホン)から流れてくる音といい、「ちょっと違うなぁ」というのが正直な感想でした。前後して触った、今時の電子ピアノが本当によく出来ていて感心しただけに、このオルガンの偽者っぽさが一段と印象に残ってしまいました。....でも、もし家がもう少し広かったら、ペダル付きの一番安いやつでいいから欲しいな、とも。
(2)アコーディオン!
ざっと記憶にあるだけでも、10以上のブースがありました。アコーディオンって、日本じゃ小学校くらいでしかお目にかかれないというか、今じゃそれも無いかも知れませんが、当地では十分に現役の、しかもメジャーな楽器なんですね! 確かに、飲み屋でも、地下鉄の駅でも、路地でも、アコーディオン弾きはよく見かけます。裾野が広いんだ。
(3)ほとんどの楽器が、弾き放題、吹き放題。
歴史チャンバロ(もちろんコピーのしかも普及品ですが)も触り放題で、これは結構しつこく触りました。実は歴史チャンバロを触ったのはこれが始めて。値段もべらぼうに高いわけではなく(1ストップのモデルなら私の大量生産ヴィオラとどっこいどっこいの値段)、おもわず買っちゃいたくなりましたが、練習以前に調律が大変だと聞いたのを思い出して、我に返りました。それに、昨年はじめたオルガンだけでも全然練習時間が取れなくてダメなのに、他の楽器に手を出してもできっこない、と自制しました。まあ、定年後の楽しみでしょうか。
(4)中国パワー
弦楽器、ピアノ、管楽器、電子楽器と、どこへ行っても中国系のメーカーのブースが目立ちました。どこかのWEBで「中国の楽器が熱い」と読んではいましたが、まさに実感。でも、もし自分がヴィオラを買うなら、やっぱりイタリアのが欲しいと思ってしまう、ブランドとイメージに弱い私です。
by weingau
| 2007-04-02 07:32
| Musik