2016年 05月 15日
RTF Rad Touren Fahrt 自転車ファンライドの簡易版 |
ドイツで趣味、スポーツとして自転車に乗るにあたって、誰でも参加できる便利な催しがあります。通称RTF 、フルネームはRad Touren Fahrt、直訳すると「自転車ツアー走行会」ですか。
各地の自転車クラブが持ち回りで主催して、シーズン中はほぼ毎日曜日や祭日に、どこか近場でやっています。
主催者が3種類か4種類のコースを設定して、臨時標識を付けてくれるので、それに従って走ります。
約40km 平坦コース
約70km 少し登りのあるコース(獲得標高500mくらい)
約110km かなり登りのあるコース(同、1000mくらい)
約150km 更に登りのあるコース(同、1500~2000mくらい)
というのが大抵のパターンで、これは自転車スポーツ連盟みたいな組織の推奨パターンらしいです。
スタート時間帯は季節や場所によって違いますが、7時~9時とか、8時~11時とか、そんな感じです。
特別なもの以外は事前申し込み不要。当日スタート時間帯内の好きな時間に受付へ行って、7~10ユーロの参加費を払って、ゼッケンとカードを受け取ります。ポイントを貯める目的がなければこのカードと後述のスタンプはあってもなくてもいいようなものですが、私は記念にとってあります。
スタートでカードにスタンプ押してもらって、標識に従って走り始めます。だいたい25kmに一回くらいの割合でチェックポイント&エイドがあって、カードにスタンプもらうほか、簡単な食料と水やお茶などが提供されます。なので、150kmという長丁場でも、食料持たずに、ボトル1本だけの持参で身軽に走れます。GPS等も無くても大丈夫。あると記録が残ってより楽しいですが。
一人でフラッと行って一人で走ってもいいし、仲間内で一緒に走ってもいいし、一人で行って知らない人たちと車列組んで走ってもいいし、全く自由です。ロードバイクでの参加者が多いですが、時にMTBや街乗りチャリの人もいます。これも全く自由。唯一の約束事は交通法規を守ること。
積極的に先頭引っ張るローテーションに入ってもいいし、ずっとコバンザメで居ても大抵は文句も言われません。いろんなレベルの人たちが参加しているのはみな承知なので。たまたま2~3人の固まりになってしまって向かい風の中走るようになった場合なんかは、実力が同程度ならローテーションするのが礼儀かな、ってくらいです。
RTFで、私が一番いいなと思う利点はそのコース設定です。主催者は大抵は何十年も続いている地元のクラブで、その界隈の道をとことんよく知っています。なので、車が少なくて、景色がよくて、適度な起伏もあって、ロードバイクで走って気持ちよい道を縫うようにコース設定してあります。他に選択の余地なく車の多い道を通ることはありますが。
RTFにいくつか参加しているうちに、「走って気持ちいいルート」をいくつか覚えるので、一人で走る時や知人と一緒に走る時なんかにも役に立つというわけです。
大抵の主催者はコース図もしくはコース表をWEBサイトに載せていますので、RTFに参加しなくてもルート情報は得られますが、実際に参加して、車列について走ると、一人では経験できないスピードで走れるのが魅力でもありますね。
何時、どこで、どんなRTFをやっているか、情報源を2つ紹介します。
一つ目は、フランクフルトの隣町ノイ=イーゼンブルクのクラブのサイトの「周辺行事予定」ページ。
http://www.sporton.de/CMS/users/templates/template.asp?user_id=226775&page_id=58679
この界隈(ざっと半径50kmくらい?)で開催されるRTFのほか、CTF(RTFのマウンテンバイク版、冬に開催)、ラン、トライアスロンなどの行事の一覧表です。
もう一つは、Rad-Netの検索サイト。
http://breitensport.rad-net.de/breitensportkalender/
ここで、調べたい期間、自分の住む場所の郵便番号、「半径何キロ以内」を指定して検索すると該当するものがすべてリストで出てきます。このサイトには詳細情報は出ていないので、検索して出てきたものの中から目ぼしいものを選んで、その催し名や主催者名でググって詳細情報をゲットします。
後者の方が確実に情報網羅していますが、ドイツ語苦手の人には前者の方が簡単かな、と。
この手の情報、身の回りに「ドイツで自転車乗りたいんです」という人が現れるたびに、何度かメールで書いてはいるのですが、そのメールを再利用しようと思ってもなかなか探し出せず、いつも同じようなことを書き直していました。こうやってブログにUPしておけば、このサイトが閉鎖にならない限りは無くならないので便利かな、と。
各地の自転車クラブが持ち回りで主催して、シーズン中はほぼ毎日曜日や祭日に、どこか近場でやっています。
主催者が3種類か4種類のコースを設定して、臨時標識を付けてくれるので、それに従って走ります。
約40km 平坦コース
約70km 少し登りのあるコース(獲得標高500mくらい)
約110km かなり登りのあるコース(同、1000mくらい)
約150km 更に登りのあるコース(同、1500~2000mくらい)
というのが大抵のパターンで、これは自転車スポーツ連盟みたいな組織の推奨パターンらしいです。
スタート時間帯は季節や場所によって違いますが、7時~9時とか、8時~11時とか、そんな感じです。
特別なもの以外は事前申し込み不要。当日スタート時間帯内の好きな時間に受付へ行って、7~10ユーロの参加費を払って、ゼッケンとカードを受け取ります。ポイントを貯める目的がなければこのカードと後述のスタンプはあってもなくてもいいようなものですが、私は記念にとってあります。
スタートでカードにスタンプ押してもらって、標識に従って走り始めます。だいたい25kmに一回くらいの割合でチェックポイント&エイドがあって、カードにスタンプもらうほか、簡単な食料と水やお茶などが提供されます。なので、150kmという長丁場でも、食料持たずに、ボトル1本だけの持参で身軽に走れます。GPS等も無くても大丈夫。あると記録が残ってより楽しいですが。
一人でフラッと行って一人で走ってもいいし、仲間内で一緒に走ってもいいし、一人で行って知らない人たちと車列組んで走ってもいいし、全く自由です。ロードバイクでの参加者が多いですが、時にMTBや街乗りチャリの人もいます。これも全く自由。唯一の約束事は交通法規を守ること。
積極的に先頭引っ張るローテーションに入ってもいいし、ずっとコバンザメで居ても大抵は文句も言われません。いろんなレベルの人たちが参加しているのはみな承知なので。たまたま2~3人の固まりになってしまって向かい風の中走るようになった場合なんかは、実力が同程度ならローテーションするのが礼儀かな、ってくらいです。
RTFで、私が一番いいなと思う利点はそのコース設定です。主催者は大抵は何十年も続いている地元のクラブで、その界隈の道をとことんよく知っています。なので、車が少なくて、景色がよくて、適度な起伏もあって、ロードバイクで走って気持ちよい道を縫うようにコース設定してあります。他に選択の余地なく車の多い道を通ることはありますが。
RTFにいくつか参加しているうちに、「走って気持ちいいルート」をいくつか覚えるので、一人で走る時や知人と一緒に走る時なんかにも役に立つというわけです。
大抵の主催者はコース図もしくはコース表をWEBサイトに載せていますので、RTFに参加しなくてもルート情報は得られますが、実際に参加して、車列について走ると、一人では経験できないスピードで走れるのが魅力でもありますね。
何時、どこで、どんなRTFをやっているか、情報源を2つ紹介します。
一つ目は、フランクフルトの隣町ノイ=イーゼンブルクのクラブのサイトの「周辺行事予定」ページ。
http://www.sporton.de/CMS/users/templates/template.asp?user_id=226775&page_id=58679
この界隈(ざっと半径50kmくらい?)で開催されるRTFのほか、CTF(RTFのマウンテンバイク版、冬に開催)、ラン、トライアスロンなどの行事の一覧表です。
もう一つは、Rad-Netの検索サイト。
http://breitensport.rad-net.de/breitensportkalender/
ここで、調べたい期間、自分の住む場所の郵便番号、「半径何キロ以内」を指定して検索すると該当するものがすべてリストで出てきます。このサイトには詳細情報は出ていないので、検索して出てきたものの中から目ぼしいものを選んで、その催し名や主催者名でググって詳細情報をゲットします。
後者の方が確実に情報網羅していますが、ドイツ語苦手の人には前者の方が簡単かな、と。
この手の情報、身の回りに「ドイツで自転車乗りたいんです」という人が現れるたびに、何度かメールで書いてはいるのですが、そのメールを再利用しようと思ってもなかなか探し出せず、いつも同じようなことを書き直していました。こうやってブログにUPしておけば、このサイトが閉鎖にならない限りは無くならないので便利かな、と。
by weingau
| 2016-05-15 20:17
| Fahrrad