2007年 12月 07日
10月11日、クロアチア旅行第5日 |
この日は少し北の方、シベニク(Sibenik)へ行くことにしました。なんでって、ガイドブックによると「文化遺産」の教会があるらしいので。
泊まっている所(Kriloという小さい街)からシベニクまで、海岸沿いの道の景色がよさそうですが、結局は内陸を走る高速道路を使いました。昨日までにすでに海岸沿いのドライブは結構堪能したのと、シベニクでの滞在時間が長いほうが良いかなと、そういえばまだ内陸の景色見ていないな、というわけで。このあたりの高速はまだ真新しく、かつ車も少なくて快適です。残念ながらこの道中の写真は撮りそびれました。
シベニクでは、何をさておいても「文化遺産」へ。15~16世紀の建物だそうです。
いわゆる「バラ窓」ですが、ドイツ・フランスで良く見るそれとはちょっと感じが違います。イタリアでみたいくつかのそれとちょっと似た感じ? もう少し離れると、こんな感じに見えます。
でもまだ全体の感じが分かりませんね。10分ほど歩いたところにある何とか要塞跡から、ようやく教会の全景の写真を撮ることができました。
この茶筒を半分に切ったような天井、その業界では「円筒ヴォールト式天井」というそうでして、アルプスの北では初期ロマネスクの小さな教会堂にはたまにあるらしい(まだ見たことがない)ですが、この時期かつこの規模の建物では珍しいのではないでしょうか。更に珍しいなと思ったのは、ヴォールトの石天井がそのまま屋根になっていること。ドイツあたりで見慣れた教会堂の場合、天井は石造りのヴォールトでも、まず例外なく、その上に木で骨組み組んで瓦を乗せたとんがり屋根があるのが普通です。
で、要塞の城壁のすぐ下を見ると、墓地。
これも、なんかドイツ辺りと随分雰囲気が違うのですが.....その雰囲気の違いは、地面全部石かコンクリートで覆われて、土や草の地面が全然見えないことでしょうか。
城壁から反対側(新市街側)は、全く普通の住宅地です。なんか雰囲気が日本の住宅に似た感じがするのは気のせい?(少なくともドイツの普通の住宅よりは雰囲気近いと思う。) .....で、旧市街に戻って、
こちらはこの街で現存する最古の教会、とか。
次はまた別の教会ですが、ここにはずいぶん年季の入ったオルガンが。
手鍵盤、4オクターブにも足りません。足鍵盤に至ってはこんな感じ。
これ、今でも使っている(使える)のかな、との素朴な疑問が沸きますが、答えは「No」じゃないかなと思います。 .....というのも、
こんなのもあるからです。
=====
シベニクの街、それほど見所があるわけでもなく、他に面白いところはないかと周囲を車で探索しましたが.....結局、わざわざここに写真を乗せるほどのものには出会わず、ぼちぼち帰路に。
スプリット(Split)のちょっと手前に、ガイドブックでもおススメのトロギール(Trogir)という街があります。ここは翌日か最終日に来るつもりではありますが、まあ帰り道でもあるし、夜景が見られるのは今日だけかなということで寄り道。そしたら、ここがなかなか感じのいい旧市街で、飯屋街も充実しています。観光客いっぱい来るんだなぁ。
ホテルのある街へ帰ってもろくな飯屋がないことは確認済みなので、この際ここで夕食とっていくことにしました。前日・前々日と、わりと控えめな夕食でしたので、この日はちょっと豪勢に。(といっても、所詮観光レストランでしょうが。) で、食べたのはこの魚です。
かなり満足の食事のあとは、酔い醒ましをかねて散歩。
いやぁ、感じの良い街ですね。ホテル代ケチらずに、この近くに泊まればよかったな。
泊まっている所(Kriloという小さい街)からシベニクまで、海岸沿いの道の景色がよさそうですが、結局は内陸を走る高速道路を使いました。昨日までにすでに海岸沿いのドライブは結構堪能したのと、シベニクでの滞在時間が長いほうが良いかなと、そういえばまだ内陸の景色見ていないな、というわけで。このあたりの高速はまだ真新しく、かつ車も少なくて快適です。残念ながらこの道中の写真は撮りそびれました。
シベニクでは、何をさておいても「文化遺産」へ。15~16世紀の建物だそうです。
いわゆる「バラ窓」ですが、ドイツ・フランスで良く見るそれとはちょっと感じが違います。イタリアでみたいくつかのそれとちょっと似た感じ? もう少し離れると、こんな感じに見えます。
でもまだ全体の感じが分かりませんね。10分ほど歩いたところにある何とか要塞跡から、ようやく教会の全景の写真を撮ることができました。
この茶筒を半分に切ったような天井、その業界では「円筒ヴォールト式天井」というそうでして、アルプスの北では初期ロマネスクの小さな教会堂にはたまにあるらしい(まだ見たことがない)ですが、この時期かつこの規模の建物では珍しいのではないでしょうか。更に珍しいなと思ったのは、ヴォールトの石天井がそのまま屋根になっていること。ドイツあたりで見慣れた教会堂の場合、天井は石造りのヴォールトでも、まず例外なく、その上に木で骨組み組んで瓦を乗せたとんがり屋根があるのが普通です。
で、要塞の城壁のすぐ下を見ると、墓地。
これも、なんかドイツ辺りと随分雰囲気が違うのですが.....その雰囲気の違いは、地面全部石かコンクリートで覆われて、土や草の地面が全然見えないことでしょうか。
城壁から反対側(新市街側)は、全く普通の住宅地です。なんか雰囲気が日本の住宅に似た感じがするのは気のせい?(少なくともドイツの普通の住宅よりは雰囲気近いと思う。) .....で、旧市街に戻って、
こちらはこの街で現存する最古の教会、とか。
次はまた別の教会ですが、ここにはずいぶん年季の入ったオルガンが。
手鍵盤、4オクターブにも足りません。足鍵盤に至ってはこんな感じ。
これ、今でも使っている(使える)のかな、との素朴な疑問が沸きますが、答えは「No」じゃないかなと思います。 .....というのも、
こんなのもあるからです。
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シベニクの街、それほど見所があるわけでもなく、他に面白いところはないかと周囲を車で探索しましたが.....結局、わざわざここに写真を乗せるほどのものには出会わず、ぼちぼち帰路に。
スプリット(Split)のちょっと手前に、ガイドブックでもおススメのトロギール(Trogir)という街があります。ここは翌日か最終日に来るつもりではありますが、まあ帰り道でもあるし、夜景が見られるのは今日だけかなということで寄り道。そしたら、ここがなかなか感じのいい旧市街で、飯屋街も充実しています。観光客いっぱい来るんだなぁ。
ホテルのある街へ帰ってもろくな飯屋がないことは確認済みなので、この際ここで夕食とっていくことにしました。前日・前々日と、わりと控えめな夕食でしたので、この日はちょっと豪勢に。(といっても、所詮観光レストランでしょうが。) で、食べたのはこの魚です。
かなり満足の食事のあとは、酔い醒ましをかねて散歩。
いやぁ、感じの良い街ですね。ホテル代ケチらずに、この近くに泊まればよかったな。
by weingau
| 2007-12-07 08:15
| Reise