2017年 07月 17日
7月17日(月) 第2日、Saarbrücker小屋 ~ Tällispitz (2843m) ~ Silvretta小屋 |
朝ごはん食べて身支度して、出発は8時40分頃。
ここから今晩の宿ジルブレッタ小屋(Silvrettahütte)まで、かつてはあまり整備されていないルートだったけど、数年前に整備されて一般ハイカーでも気軽に歩ける道になったとガイドブックに書いてありました。
その割には、道端のペンキの標識は「白と青」、これは「ちょっと山慣れた人向けルート」の標識です。ちなみに「一般ルート」は「赤と白」。これはヨーロッパアルプス周辺各国共通の標識だそうです。
とはいえ、「赤白」でも歩くにくかった前日の道に比べると、今日のルートは踏み跡もしっかりして歩き易いです。
すぐ脇のちょっとしたピーク(地図によると2863m)に登っている2人組がいまして、踏み跡も見えるので一瞬いきたい気分になりましたが、途中ちょっと難しそうなところがあるので見送り。
頂上から次のジルブレッタ小屋まで直接降りる道もあることになっていますが、おそらく一般ルートよりは歩きにくい道だろうと想像して、大きい荷物は峠に置いて水と軽食に重ね着だけ持って往復することにしました。
、、、ですが、その登り口らしい標識とはっきりした道が見当たりません。岩にペンキで記された矢印と、薄い踏み跡があるので「コレかな?」と歩き始めましたが、、、結構手も使う岩場があったりして、「ホントにこれが一般ルート?」という感じ。
それでも少し登って、見通しの効くところへ出たら、少し離れたところにケルンや「白と青」のペンキ標識があります。そちらの方へ行くと、そこそこしっかりした踏み跡です。どうやら上り口を間違えたようです。
降りてきたときに分かったのですが、上り口は峠からほんの3分ほどジルブレッタ小屋側に下ったところにありました。登る前にも、少しは様子を見に行ったのですが、、、ちょっと足りませんでした。
この間、ちょっと焦っていたのか、写真がありません。
ここのルートの大半は、危険を感じることはありませんが、さすがに歩く人が少ないので踏み跡は薄いし、ガレで歩きにくいところも多いです。ここは「白青」標識が妥当と言う感じ。頂上の少し手前、ちょっと緊張するところが無いわけではないが、懸念した約1名が平気そうなので怖がるようなことは言わずに進みます。
高さこそ3000mにも届きませんが、周囲の山から少し離れているので眺望が素晴らしいです。今回の3日間のハイライトの1番ですね。
更に峠へ戻ります。先にも書いた通り、小屋へ向かう道からの分岐のところにはデカデカと表示があって、道も見落としようがないくらいしっかりしていました。(写真撮り忘れ)
ジルブレッタ小屋到着は17時50分頃。(小屋全景写真撮り忘れ)
この小屋はスイス山岳会所有の小屋で、予約はネットでリアルタイムで可能。更に大部屋と小部屋の指定も可能で、小部屋が空いていたので小部屋で予約しました。
部屋に通されて、更にビックリ。下界のホテル並みというか、下手なホテル以上に綺麗でしっかりしています。その分「山小屋」という雰囲気が薄いなと思うくらい。2段ベッドの幅も広いし、寝具もちゃんとしたもの。大部屋の方はもう少し質素なんだろうと思いますが。
写真も撮ったのですが、登場人物がどアップで写っているので遠慮します。
今日も満足の一日でした。
by weingau
| 2017-07-17 23:00
| Reise