2013年 11月 16日
秋休みプチ旅行、第2日(その2) |
この日2番目の目的地は、ピースポート村のゴルトトレプヒェン畑。98年の醸造所巡りでは、当地随一のラインホルト=ハールトさんを訪問しました。今回はあくまで畑散歩中心。
30分ほどブラブラしましたが、あまり写真がありません。小雨でも降ってたのかな。。。
大昔の淡い記憶では、国道53号線上、村のはずれのラウンドアバウトかなんかに、「金の雫」の怪しげなオブジェがあったように。今回、その写真を撮ろうと思ったのですが、見当たりません。カミさんと、「確かこの辺だったよなぁ。。。」と。
村のはずれの怪しげなオブジェは見つかりませんでした(不評で撤去されたか?)が、どこにでもある大手スーパーがありました。ドイツ外の旅行ではスーパーは興味深い訪問先。ここはドイツ内なので食材はまあフランクフルトあたりと同じだろうと思いますが、ワインが気になります。こういう場所なので、もしかしたら地元のちょっといいワインも置いてるかな?と。
ちゃんと ありました! ピースポート村モノのコーナーがちゃんとあり、その中での最高峰がハールトさんのワイン。グーツワインから、上はアウスレーゼまで数種類。ハールトさんのワインはフランクフルトの大型ショップMには置いていないので、ついつい買ってしまいました。
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さて、次は何処へ行こうか。。。小雨も降ってるので、とりあえず屋根のあるところで昼食、その後は屋根のある博物館の類でもあればいいな、と。
車を止めたのはピースポートの隣街、ノイマーゲン=ドゥロン(Neumagen-Dhron)で、まずは昼食です。Federweisserのカンバンはありますが、Zwiebelkuchenのカンバンがありません。ま、あまり拘るようなものでもないので、Federweisserのカンバンの出ている、コンディトライ(パン屋+ケーキ屋)併設のカフェへ。
Zwiebelkuchenはありませんでしたが、代わりにというか、Flammkuchenがありました。もとはおフランス、アルザス辺りのモノらしいですが、ドイツでもポピュラーです。Federweisserのお供にも丁度いいかな。
外は雨なので、ちょっとゆっくりしようや、とコーヒーを。そしたら、、、
中身は普通ですが、カップが「土地モノ」でした。
このノイマーゲン=ドゥロンという街、ワイン産地としてはべつに有名でもなんでもありませんが、「ローマ人のワイン船」の出土地として有名です。
ここで途中下車したのも、もしかしたらこの街に博物館があって、コレの本物が見られるのかな、と。(実は違いました)
昼食後、しばらく散歩してもソレらしいものが見当たらないので、スマホで検索しました。本物はトリアーの州立博物館にある、と。その代わりというか、この街では面白いものに遭遇しました。
「ローマ人のワイン船」を復元したものです。暖かい季節には、これでモーゼルのクルーズやったり、いろんなイベントやってるそうです。これは知らなかったなぁ。
ついでに、この街の紋章もコレです。
もう一つの面白いモノは、これ。
その昔、旅行で来たとき、トリアーからヴェーレン(Wehlen)まで乗ったローカルバスが「Mosel Bahn Bus」という名前でした。ヴェーレンからベルンカステルまでブドウ畑沿いに散歩して、帰りのバス乗り場で見たカンバンには鉄道の絵が書いてありました。そう、昔はモーゼル沿いに鉄道が走っていたんですね。
もう少し詳しくと思って検索したら、当然のごとく出てきました。1960年代に縮小のすえ全廃になったと。
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さてさて、次は何処へ行こうか。
ここから更に南、トリッテンハイム(Trittenheim)という村の辺りで、モーゼル川が大きく蛇行して、その外側の山の上からの眺めが素晴らしいというのを某ブログで読みました。本当はここもブドウ畑の道を散歩していきたかったのですが、小雨が止みません。仕方ないので、景色のいいところまで車で直行。
これで本日の野外行動はひとまず終了、あとは宿を取ったトリアーに向かいます。前日、田舎村のホテルは静かで良かったですが、晩飯の選択肢がちょっと寂しかったので、2晩目は都会にしました。
街の中心、マルクト広場のワインスタンドです。とある方のブログによると、この界隈の著名醸造所のオーナーの人達がちょくちょく現れるとか。一杯やって行きたい気持ちもありましたが、昼にもFederweisser飲んでるし、晩飯でも飲むので我慢。
ホコ天商店街の北の終点にはポルタニグラ。入場時刻は過ぎているので、中の見物は翌日に。
Kaufhof(カウフホフ)というのは、ドイツ最大手のデパートで、どの街にもあるものですが、こういう建物の中がカウフホフになっているというのが面白かったのか、我が家のメンバーにはえらい受けていました。
晩ごはんは、マルクト広場に面した、Domsteinという大きなレストラン。場所柄、観光客と地元客の両方でにぎわっている感じです。
「旅行先でじゃ地元飯」の原則に従い、正しいドイツ飯。(サーモンはそうでもないか)
この店、大昔(91年)に日本から旅行できた時に入りました。料理はともかく、上級ワインがグラスで飲めて、なんとベーレンアウスレーゼまであったので覚えていました。このときのベーレンアウスレーゼには感激した記憶があります。
実はその後、ドイツ内旅行で来たときにももう一度入っていて、ベーレンアウスレーゼのグラス売りはなくなっていましたが、アウスレーゼはありました。今回、ベーレンアウスレーゼが復活してたらいいな、という淡い期待は適いませんでしたが、普段飲まないモーゼルの、中辛口、甘口ワインを楽しみました。(グラスではたいしたのは飲めませんけど、、、)
レストランの裏口はドーム広場に面していて、、、
今日も充実した一日でした。
30分ほどブラブラしましたが、あまり写真がありません。小雨でも降ってたのかな。。。
大昔の淡い記憶では、国道53号線上、村のはずれのラウンドアバウトかなんかに、「金の雫」の怪しげなオブジェがあったように。今回、その写真を撮ろうと思ったのですが、見当たりません。カミさんと、「確かこの辺だったよなぁ。。。」と。
村のはずれの怪しげなオブジェは見つかりませんでした(不評で撤去されたか?)が、どこにでもある大手スーパーがありました。ドイツ外の旅行ではスーパーは興味深い訪問先。ここはドイツ内なので食材はまあフランクフルトあたりと同じだろうと思いますが、ワインが気になります。こういう場所なので、もしかしたら地元のちょっといいワインも置いてるかな?と。
ちゃんと ありました! ピースポート村モノのコーナーがちゃんとあり、その中での最高峰がハールトさんのワイン。グーツワインから、上はアウスレーゼまで数種類。ハールトさんのワインはフランクフルトの大型ショップMには置いていないので、ついつい買ってしまいました。
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さて、次は何処へ行こうか。。。小雨も降ってるので、とりあえず屋根のあるところで昼食、その後は屋根のある博物館の類でもあればいいな、と。
車を止めたのはピースポートの隣街、ノイマーゲン=ドゥロン(Neumagen-Dhron)で、まずは昼食です。Federweisserのカンバンはありますが、Zwiebelkuchenのカンバンがありません。ま、あまり拘るようなものでもないので、Federweisserのカンバンの出ている、コンディトライ(パン屋+ケーキ屋)併設のカフェへ。
Zwiebelkuchenはありませんでしたが、代わりにというか、Flammkuchenがありました。もとはおフランス、アルザス辺りのモノらしいですが、ドイツでもポピュラーです。Federweisserのお供にも丁度いいかな。
外は雨なので、ちょっとゆっくりしようや、とコーヒーを。そしたら、、、
中身は普通ですが、カップが「土地モノ」でした。
このノイマーゲン=ドゥロンという街、ワイン産地としてはべつに有名でもなんでもありませんが、「ローマ人のワイン船」の出土地として有名です。
ここで途中下車したのも、もしかしたらこの街に博物館があって、コレの本物が見られるのかな、と。(実は違いました)
昼食後、しばらく散歩してもソレらしいものが見当たらないので、スマホで検索しました。本物はトリアーの州立博物館にある、と。その代わりというか、この街では面白いものに遭遇しました。
「ローマ人のワイン船」を復元したものです。暖かい季節には、これでモーゼルのクルーズやったり、いろんなイベントやってるそうです。これは知らなかったなぁ。
ついでに、この街の紋章もコレです。
もう一つの面白いモノは、これ。
その昔、旅行で来たとき、トリアーからヴェーレン(Wehlen)まで乗ったローカルバスが「Mosel Bahn Bus」という名前でした。ヴェーレンからベルンカステルまでブドウ畑沿いに散歩して、帰りのバス乗り場で見たカンバンには鉄道の絵が書いてありました。そう、昔はモーゼル沿いに鉄道が走っていたんですね。
もう少し詳しくと思って検索したら、当然のごとく出てきました。1960年代に縮小のすえ全廃になったと。
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さてさて、次は何処へ行こうか。
ここから更に南、トリッテンハイム(Trittenheim)という村の辺りで、モーゼル川が大きく蛇行して、その外側の山の上からの眺めが素晴らしいというのを某ブログで読みました。本当はここもブドウ畑の道を散歩していきたかったのですが、小雨が止みません。仕方ないので、景色のいいところまで車で直行。
これで本日の野外行動はひとまず終了、あとは宿を取ったトリアーに向かいます。前日、田舎村のホテルは静かで良かったですが、晩飯の選択肢がちょっと寂しかったので、2晩目は都会にしました。
街の中心、マルクト広場のワインスタンドです。とある方のブログによると、この界隈の著名醸造所のオーナーの人達がちょくちょく現れるとか。一杯やって行きたい気持ちもありましたが、昼にもFederweisser飲んでるし、晩飯でも飲むので我慢。
ホコ天商店街の北の終点にはポルタニグラ。入場時刻は過ぎているので、中の見物は翌日に。
Kaufhof(カウフホフ)というのは、ドイツ最大手のデパートで、どの街にもあるものですが、こういう建物の中がカウフホフになっているというのが面白かったのか、我が家のメンバーにはえらい受けていました。
晩ごはんは、マルクト広場に面した、Domsteinという大きなレストラン。場所柄、観光客と地元客の両方でにぎわっている感じです。
「旅行先でじゃ地元飯」の原則に従い、正しいドイツ飯。(サーモンはそうでもないか)
この店、大昔(91年)に日本から旅行できた時に入りました。料理はともかく、上級ワインがグラスで飲めて、なんとベーレンアウスレーゼまであったので覚えていました。このときのベーレンアウスレーゼには感激した記憶があります。
実はその後、ドイツ内旅行で来たときにももう一度入っていて、ベーレンアウスレーゼのグラス売りはなくなっていましたが、アウスレーゼはありました。今回、ベーレンアウスレーゼが復活してたらいいな、という淡い期待は適いませんでしたが、普段飲まないモーゼルの、中辛口、甘口ワインを楽しみました。(グラスではたいしたのは飲めませんけど、、、)
レストランの裏口はドーム広場に面していて、、、
今日も充実した一日でした。
by weingau
| 2013-11-16 20:25
| Reise