2010年 08月 14日
日本でドイツワイン |
ブログのタイトルが「Weingau」なのに、ワインに関することを全然書いていません。
その昔のホームページでは、ブドウ畑の観察記なんかも書いていましたが、ワインそのものについて書いたことはほとんどありません。実のところ、何か書けるほど判ってはいないというか、的外れなことを書くのが恥ずかしい(怖い)というのもあったと思います。
そうは言っても、時にはワインに関する話題を共有したいと思うときがないわけではありません。すっと続いている緑家さんのワイン記録に刺激され、最近は飲んだワインのエティケットの写真だけは撮るようにしています。まあこれは、ラベルを剥がすのが面倒なのと、それ以前に最近はうまく剥がれないエティケットがほとんどだというものありますが、もし時間が出来たらワインのこともブログに書ける様に、という気もちも少しだけありました。
さて先日の日本帰省では、少々(かなり)古いワインの在庫整理に精を出しました。というのも、2004年にドイツ駐在から帰任した再に相当数のワインを別送荷物で送ったのですが、これをあまり消費しないうちに再度渡独してしまったので、大半のワインをトランクルームに預けてきたからです。
中にはお宝級のワインも少しはあります(息子の誕生年のアイスヴァインとか)が、大半は普段飲むつもりで買ったものです。気にはなりながら全然手をつけていなかったので、元のワイン代以上に保管料がかかっています。これは馬鹿らしいということで、一昨年の帰省の際に1箱出庫して飲んだり配ったりしたのを皮切りに、昨年も1箱出庫、更に冬の間には姉の家に届けて飲んでもらったりしています。
そんなわけで今回も、かつて「日常用」のつもりで買ったワインを集めた1箱を出庫してもらい、双方の実家で精力的に飲むようにしました。ワインは、90年代後半のものが中心で、一番新しいのでも2001年です。中には「そんなもの、10年も取っておくな」と言われそうな安物ワインもあるのですが、実はそれが意外とイケたりして、ポジティブな驚きもありました。折角なので、その一部をここでも紹介したくなったという次第。
「そんなの、取っておくもんじゃない!」の筆頭格は、なんと行ってもこれでしょう。
元値で5ユーロかそこらの並級シルヴァーナQbAです。さすがにこれは美味しくないだろうなと予想して開けたのですが、、、これが実にフレッシュでびっくりしました。毎年何本か買っていますが、ほとんど1年以内に飲みきっているので、年数の経ったのを飲むのは初めてです。(そういいながら、自宅のワイン棚には数年前のが1本ずつ取ってあったりしますが。)
色は濃くなっていないし、酸味も、あくまでシルヴァーナとしてのですが、ちゃんとあります。さすがに、1年目にのむのと同じだとは言いませんが、全然痛んだとかくたびれたとかいう感じはなく、おいしくスイスイと飲んでしまいました。まあ私の味覚嗅覚なんて怪しいもんですが、カミさんも美味いといって飲んでいたので、結構悪くなかったんじゃないかと思います。
もうひとつのポジティブな驚きは、これ。
この頃は、毎年相当数のワインを買い込んでいました。その後飲んでいく際には、98年は息子の誕生年ということもあり、ついつい「取っておこう」となり、結構な数が残っています。
ですが、それこそこんなの大量に取っておいても意味ないし、むしろ美味しく飲めるうちに飲んだ方がいいよな、と。カミさんの実家で、お婆ちゃんと一緒に開けるのが一番いいかなと考え、日本へ着いた日の晩に開けました。
Robert Weilの村名・畑名なしカビネット、今年のカタログでは「軽いワインシリーズ」との能書きです。99年当時はそういう言い方はしていませんでしたが、ワインの性格としては以前からそういう位置づけだったのではないかと思います。
これ、Halbtrockenなので、Trockenよりは長持ちするかなとの期待はありましたが、、、第一印象は「開けてびっくり!」
先のやつと同じ表現で恥ずかしい(ボキャ貧なので)ですが、色は淡く、酸味も十分で、グラスに注ぐと微発泡すら感じます。11年前に瓶詰めされた「軽いワイン」が。
今回、10年も前の辛口・半辛口のドイツ白ワイン、どんな味がするのか結構不安でしたが、最初の1本がこれだったのでかなり安心しました。置いてあったのがトランクルームのワイン用倉庫だったのも幸いしたかもしれません。
その昔のホームページでは、ブドウ畑の観察記なんかも書いていましたが、ワインそのものについて書いたことはほとんどありません。実のところ、何か書けるほど判ってはいないというか、的外れなことを書くのが恥ずかしい(怖い)というのもあったと思います。
そうは言っても、時にはワインに関する話題を共有したいと思うときがないわけではありません。すっと続いている緑家さんのワイン記録に刺激され、最近は飲んだワインのエティケットの写真だけは撮るようにしています。まあこれは、ラベルを剥がすのが面倒なのと、それ以前に最近はうまく剥がれないエティケットがほとんどだというものありますが、もし時間が出来たらワインのこともブログに書ける様に、という気もちも少しだけありました。
さて先日の日本帰省では、少々(かなり)古いワインの在庫整理に精を出しました。というのも、2004年にドイツ駐在から帰任した再に相当数のワインを別送荷物で送ったのですが、これをあまり消費しないうちに再度渡独してしまったので、大半のワインをトランクルームに預けてきたからです。
中にはお宝級のワインも少しはあります(息子の誕生年のアイスヴァインとか)が、大半は普段飲むつもりで買ったものです。気にはなりながら全然手をつけていなかったので、元のワイン代以上に保管料がかかっています。これは馬鹿らしいということで、一昨年の帰省の際に1箱出庫して飲んだり配ったりしたのを皮切りに、昨年も1箱出庫、更に冬の間には姉の家に届けて飲んでもらったりしています。
そんなわけで今回も、かつて「日常用」のつもりで買ったワインを集めた1箱を出庫してもらい、双方の実家で精力的に飲むようにしました。ワインは、90年代後半のものが中心で、一番新しいのでも2001年です。中には「そんなもの、10年も取っておくな」と言われそうな安物ワインもあるのですが、実はそれが意外とイケたりして、ポジティブな驚きもありました。折角なので、その一部をここでも紹介したくなったという次第。
「そんなの、取っておくもんじゃない!」の筆頭格は、なんと行ってもこれでしょう。
元値で5ユーロかそこらの並級シルヴァーナQbAです。さすがにこれは美味しくないだろうなと予想して開けたのですが、、、これが実にフレッシュでびっくりしました。毎年何本か買っていますが、ほとんど1年以内に飲みきっているので、年数の経ったのを飲むのは初めてです。(そういいながら、自宅のワイン棚には数年前のが1本ずつ取ってあったりしますが。)
色は濃くなっていないし、酸味も、あくまでシルヴァーナとしてのですが、ちゃんとあります。さすがに、1年目にのむのと同じだとは言いませんが、全然痛んだとかくたびれたとかいう感じはなく、おいしくスイスイと飲んでしまいました。まあ私の味覚嗅覚なんて怪しいもんですが、カミさんも美味いといって飲んでいたので、結構悪くなかったんじゃないかと思います。
もうひとつのポジティブな驚きは、これ。
この頃は、毎年相当数のワインを買い込んでいました。その後飲んでいく際には、98年は息子の誕生年ということもあり、ついつい「取っておこう」となり、結構な数が残っています。
ですが、それこそこんなの大量に取っておいても意味ないし、むしろ美味しく飲めるうちに飲んだ方がいいよな、と。カミさんの実家で、お婆ちゃんと一緒に開けるのが一番いいかなと考え、日本へ着いた日の晩に開けました。
Robert Weilの村名・畑名なしカビネット、今年のカタログでは「軽いワインシリーズ」との能書きです。99年当時はそういう言い方はしていませんでしたが、ワインの性格としては以前からそういう位置づけだったのではないかと思います。
これ、Halbtrockenなので、Trockenよりは長持ちするかなとの期待はありましたが、、、第一印象は「開けてびっくり!」
先のやつと同じ表現で恥ずかしい(ボキャ貧なので)ですが、色は淡く、酸味も十分で、グラスに注ぐと微発泡すら感じます。11年前に瓶詰めされた「軽いワイン」が。
今回、10年も前の辛口・半辛口のドイツ白ワイン、どんな味がするのか結構不安でしたが、最初の1本がこれだったのでかなり安心しました。置いてあったのがトランクルームのワイン用倉庫だったのも幸いしたかもしれません。
by weingau
| 2010-08-14 06:47
| Wein