2010年 05月 02日
レース初参加 |
自転車のロードレースに初めて参加しました。
5月1日、この界隈では昔から一般参加の自転車ロードレースが開催されています。
数年前までは、「ヘニンガートゥルムカップ」とも呼ばれ、我が家のすぐそばがスタート&ゴール地点だったようです。しかしその名前を冠したビール会社「ヘニンガー」が隣の「ビンディング」に吸収され、展望塔になっていた「ヘニンガートゥルム」が休業するようになった頃から、スポンサーも変わったのか、隣町エッシュボーン(Eschborn)がスタート&ゴール地となり、レースの名称も変わりました。
http://www.eschborn-frankfurt.de/
それでも、この日(5月1日)が、フランクフルトにとって「アマチュア自転車レースの日」であることに変わりなく(実際、途中で街の中心部を走ります)、自転車のほかインラインスケートの部も加わり、約3千人の参加者で賑わいます。
しかし自分がこんなのに参加しようなんてことは、去年までは考えも及ばないところでしたが...
私の自転車熱の発端となったのは、それまではただのネット知り合い&飲み友達だった野田さんに誘われてサイクリングに出かけたことでした。更にロードレーサ買ってレースまで出てみようと思うようになったのは、野田さんの治療師、いしかわさんとその患者さんNAさんの呼びかけで生まれた「フランクフルト銀輪倶楽部」の仲間達に大いに刺激されてのもの。
で、その仲間での飲み会のたびに「フランクフルト界隈でロードレーサー乗っていて、5月1日のレースに出ないってのは無いでしょう!」と言われ、ちょっとおっかなびっくりながら参加申し込みをしたという次第。
まあこのレース、お祭りみたいなもので、レーサーじゃない普通の自転車で参加する人もいるよ、との気休めもあったりして。それに、公道(しかも約1/3は自動車専用道)を閉鎖して、広い道路を思いっきり自転車で走る機会なんて、ドイツにいたってそう滅多にないらしいですし。(交通事情の厳しい日本ではもっと稀)
前置きが長くなりましたが、そのレース本番の記録へ。
前日まで好天続きだったフランクフルトですが、レース本番当日はなんと雨!
毎週やってて事前申し込み不要のRTFだったら間違いなくパスするところですが、このレースはちょっと別格。どうせ「参加することに意義あり」レベルなので、無理しないでスリップに気をつけて控えめに走ればよいか、と。
スタート&ゴール地点は、この巨大な椅子が目印の大型家具店の駐車場。
こちら、スタート前風景。
全クラス合わせて約3000人の参加者は、公認記録の速い順にA組からG組までグループ分けされて、速いグループからスタートします。スタート後の渋滞防止のために当然といえば当然。私みたいに初参加で公認記録のない人は、一番遅いG組でスタート。
「街乗り自転車のノロノロ集団に邪魔されないよう、早く行って最前列で並びましょう」との倶楽部のキャプテンNAさんのアドバイスに従い、約1時間前に着いたら最前列が確保できました。この時点でもう大勢集まっていましたが、出走順気にして場所取りする人は少なく。
数分して前の組のスタートが終わると、G組のバリケードがどけられてスタート、
と思ったのですが、ここはまだスタート前の助走区間(?)らしいです。しばらく家具屋の前の車道を走って、自動車専用道への出入り口の手前に「スタート&ゴール」のアーチがあります。(写真はゴールのところで) 本当のスタートはこのゲートをくぐる瞬間。このとき、ゼッケンと一緒に渡されて自転車に取り付けた計時装置でスタート時刻が記録されるという仕掛け。
今年の70キロのコースはこんな感じ。
最初は自動車専用道L3005を地図上左上のNiederho"chstadtまで軽い登り。傾斜は1~2%というところでしょうか。いろんな人が居るG組なので、ペースもまちまちです。集団というほどのものは形成されず、仕方ないので適当なペースで走ります。25km/hくらいだったでしょうか。これでも、RTFなんかでのペースに比べればちょっと速い目なのは興奮も手伝ってか。
Niederho"chstadtからは一般道L3367で、隣町Steinbachへ。この区間、少し傾斜が強くなって(といっても5%以下?)、私のペースはどんどん落ちます。最後は20km/h以下か? どんどん追い越していく人が多いですが、私よりのんびり行く人も少しはいます。
Steinbachから一般道L3006を南下してEschborn方面へ。ここは軽い下りでいきなり元気が出ます。雨でみんなセーブしているんだろと思いますが、それでも45km/hくらい?
Eschbornで再度自動車専用道L3005に合流して、今度はフランクフルト方面へ。ここも軽い下りで、道が広いこともあってスピードが出ます。フランクフルトの市街地に入る直前、陸橋越えの小さな登りで、例によって私のペースはベタ落ちですが、立ち漕ぎして結構なペースで追い越していく人が多いです。
市街地は、交差点の曲がり角も多く、「G組」の皆さんはそんなに無理しないで走っていて、ペースの開きも少ない感じ。途中、路面電車の線路が交差するところを跨ぎます。毎年事故多発地帯ということで、更にこの日は路面が濡れているので、ペースを落として慎重に。これが「A組」だと、ここも結構なスピードで集団で通過して、やっぱり落車事故があったそうです。
市の中心部、Mainzer Landstrasse、City Ring(外回り、内回り)、Alte OperからBockenheimer Landstrasseといったところは、普段から車や徒歩でよく通るところです。ところどころで応援してくれる人たちがいますが、雨もあってちょっと少ない人出だったのかな。もっとも、自分は前の人についていくのに必死で、ほとんど周囲なんか見えていません。
植物園の正門を過ぎた先の大きな交差点で北へ曲がり、Zeppelinaleeへ。この道はまもなく自動車専用道、L3004 Rosa-Luxenburg-Strasseとなります。地形に陸橋の登りが加わり、登りが大の苦手の私には結構堪えます。1週目も2周目も、だいたいここでそれまで追いかけた先行車に千切られて、あとから追いついてきた集団の中から、ペースが合いそうなグループを見つけて着いていくようにした次第。
フランクフルト市街地の端、Niederueselを過ぎたあたりで道路は平地へ降りて一般道となります。高速道路A5の立体交差をくぐったあたりで地下鉄(この辺では地上ですが)U2号線と合流。このU2には自転車道も併走していて、銀輪倶楽部の仲間とタウヌスへ向うときによく通るところ。但しこの日は車道です。
この辺を走っているときに、倶楽部の仲間の一人、まみさんに追いつきました。彼女は去年の公式記録があるので前の組のスタートでした。
ルート図の北端、Oberurselがコースの分岐で、103キロコースはここからタウヌスの山へ向かい、70キロコースは左折してSteinbach方面へ向います。概ね下り基調の道ですが、途中2箇所小さな登りがあって、例によってその登りでペースが落ちて、併走パートナー換えとなります。
Steinbachからは、スタート直後のルートをそのまま逆方向に進み、Niederho"chstadtで自動車専用道に乗って、フランクフルト方面へ。まもなく、スタート&ゴールの家具屋さんの巨大椅子オブジェが見えます。42キロに参加の人達はこのままゴール、70キロ組はここから同じコースをもう1周します。また、ここで計時装置が仕掛けてあって、1週目のタイムが記録されます。
我が家のサポート&応援団は、このそばの陸橋の上で1週目の通過を見物しました。...けど、約1000人の通過者(70キロ参加者)で距離もあるので、身内を見つけるのは容易ではなく。なんか「それらしい」のは見えたが、写真は撮り損ねたとのことで、ここに写っているのは赤の他人様たちです。
ここからはほぼ同じコースをもう一周、但し市内中心部はショートカット。正直「もう一周?」という感じでかなり疲れた気分でしたが、まあ山コースと違ってめちゃくちゃ苦しい登りがあるわけでもなく、まあマイペースで完走目指そう、と。
案の定、陸橋なんかの小さな登りでも、ペースは1週目以上に落ちますし、平地のペースも1周目よりちょっと遅い感じ。1週目は街中で他の人達にだいたい着いていけましたが、今度はどんどん抜かれます。
市内からOberurselに向う途中、U2併走区間で大きな集団が追い越していきます。頑張って付いていこうか、いやマイペースで行こうか、ちょっと無理しても付いていったほうが結局は楽だとキャプテンNAさんがいつも言ってたよなぁ、、、と思案していたら、「XXさん、あと少し。頑張りましょう!」と私を呼ぶ声が。倶楽部の仲間、NIさんでした。やはり初参加のNIさん、同じG組のだいぶ後からのスタートでしたが追いつかれました。だいたい、その声からしてまだまだ余裕があるという感じ。
この一声に励まされ、結構厳しかったですが、なんとか集団に付いていきました。途中の小さな登り2箇所ではやはりすこし離されましたが、その後の下りで無理やり追い付きました。
最後の自動車専用道の軽い下りも、この辺になると順位争いも気にしない人が大半なので滅茶苦茶なスパートもなし。NIさんの後姿を見ながら、同じ集団でゴールしました。(写真に写っているのは赤の他人様たち)
ゴールのあと、NIさんと記念写真。(顔が分かりにくいように、ちょっと小さめにしておきました。)
そのあとその辺をうろうろしていたら、他のメンバーにも遭いました。103キロのキャプテンNAさんもすでに帰還。天気がよければ、このあとはビールと焼きソーセージで宴会となるのが普段のRTFのゴールの後のパターンですが、雨中走行で体は冷えているし、その雨はまだ止んでいないので、そそくさと帰宅することにしました。
Sバーンの駅まで歩いて帰るころには、皮肉なもので、薄日が射して路面も乾いています。一番運悪いタイミングでの雨だったようで。
帰宅後、暖かいものが食べたくてラーメン作ってもらい、それを食べたら眠気が襲ってきて一眠りしました。夕方目が覚めて、レースの主催者WEBを見たらもう記録が載っていました。
自分はというと、、、
タイム: 2h08m56.5s
平均速度: 32.758 km/h
70km男性: 完走875人中、567位
年齢別: 完走129人中、70位
1周目に比べて2周目は、陸橋等でのちょっとした登りでもペースが非常に落ちましたが、それでも周別順位は2周目のほうがほんのちょっと良かったです。ということは、同じくらいのレベルの人たちは、同じように2周目は苦しんでペースが落ちていたということのようですね。それと、最後の10キロほど、無理してでも集団についていったのが効いたかも。
次の目標は、とりあえず「真ん中より上」でしょうか。そのためには、あと5分半縮めて1.5キロ/時速く走らないといけません。平地ばっかり走ってないで、もうちょっと登りも鍛えないと。
5月1日、この界隈では昔から一般参加の自転車ロードレースが開催されています。
数年前までは、「ヘニンガートゥルムカップ」とも呼ばれ、我が家のすぐそばがスタート&ゴール地点だったようです。しかしその名前を冠したビール会社「ヘニンガー」が隣の「ビンディング」に吸収され、展望塔になっていた「ヘニンガートゥルム」が休業するようになった頃から、スポンサーも変わったのか、隣町エッシュボーン(Eschborn)がスタート&ゴール地となり、レースの名称も変わりました。
http://www.eschborn-frankfurt.de/
それでも、この日(5月1日)が、フランクフルトにとって「アマチュア自転車レースの日」であることに変わりなく(実際、途中で街の中心部を走ります)、自転車のほかインラインスケートの部も加わり、約3千人の参加者で賑わいます。
しかし自分がこんなのに参加しようなんてことは、去年までは考えも及ばないところでしたが...
私の自転車熱の発端となったのは、それまではただのネット知り合い&飲み友達だった野田さんに誘われてサイクリングに出かけたことでした。更にロードレーサ買ってレースまで出てみようと思うようになったのは、野田さんの治療師、いしかわさんとその患者さんNAさんの呼びかけで生まれた「フランクフルト銀輪倶楽部」の仲間達に大いに刺激されてのもの。
で、その仲間での飲み会のたびに「フランクフルト界隈でロードレーサー乗っていて、5月1日のレースに出ないってのは無いでしょう!」と言われ、ちょっとおっかなびっくりながら参加申し込みをしたという次第。
まあこのレース、お祭りみたいなもので、レーサーじゃない普通の自転車で参加する人もいるよ、との気休めもあったりして。それに、公道(しかも約1/3は自動車専用道)を閉鎖して、広い道路を思いっきり自転車で走る機会なんて、ドイツにいたってそう滅多にないらしいですし。(交通事情の厳しい日本ではもっと稀)
前置きが長くなりましたが、そのレース本番の記録へ。
前日まで好天続きだったフランクフルトですが、レース本番当日はなんと雨!
毎週やってて事前申し込み不要のRTFだったら間違いなくパスするところですが、このレースはちょっと別格。どうせ「参加することに意義あり」レベルなので、無理しないでスリップに気をつけて控えめに走ればよいか、と。
スタート&ゴール地点は、この巨大な椅子が目印の大型家具店の駐車場。
こちら、スタート前風景。
全クラス合わせて約3000人の参加者は、公認記録の速い順にA組からG組までグループ分けされて、速いグループからスタートします。スタート後の渋滞防止のために当然といえば当然。私みたいに初参加で公認記録のない人は、一番遅いG組でスタート。
「街乗り自転車のノロノロ集団に邪魔されないよう、早く行って最前列で並びましょう」との倶楽部のキャプテンNAさんのアドバイスに従い、約1時間前に着いたら最前列が確保できました。この時点でもう大勢集まっていましたが、出走順気にして場所取りする人は少なく。
数分して前の組のスタートが終わると、G組のバリケードがどけられてスタート、
と思ったのですが、ここはまだスタート前の助走区間(?)らしいです。しばらく家具屋の前の車道を走って、自動車専用道への出入り口の手前に「スタート&ゴール」のアーチがあります。(写真はゴールのところで) 本当のスタートはこのゲートをくぐる瞬間。このとき、ゼッケンと一緒に渡されて自転車に取り付けた計時装置でスタート時刻が記録されるという仕掛け。
今年の70キロのコースはこんな感じ。
最初は自動車専用道L3005を地図上左上のNiederho"chstadtまで軽い登り。傾斜は1~2%というところでしょうか。いろんな人が居るG組なので、ペースもまちまちです。集団というほどのものは形成されず、仕方ないので適当なペースで走ります。25km/hくらいだったでしょうか。これでも、RTFなんかでのペースに比べればちょっと速い目なのは興奮も手伝ってか。
Niederho"chstadtからは一般道L3367で、隣町Steinbachへ。この区間、少し傾斜が強くなって(といっても5%以下?)、私のペースはどんどん落ちます。最後は20km/h以下か? どんどん追い越していく人が多いですが、私よりのんびり行く人も少しはいます。
Steinbachから一般道L3006を南下してEschborn方面へ。ここは軽い下りでいきなり元気が出ます。雨でみんなセーブしているんだろと思いますが、それでも45km/hくらい?
Eschbornで再度自動車専用道L3005に合流して、今度はフランクフルト方面へ。ここも軽い下りで、道が広いこともあってスピードが出ます。フランクフルトの市街地に入る直前、陸橋越えの小さな登りで、例によって私のペースはベタ落ちですが、立ち漕ぎして結構なペースで追い越していく人が多いです。
市街地は、交差点の曲がり角も多く、「G組」の皆さんはそんなに無理しないで走っていて、ペースの開きも少ない感じ。途中、路面電車の線路が交差するところを跨ぎます。毎年事故多発地帯ということで、更にこの日は路面が濡れているので、ペースを落として慎重に。これが「A組」だと、ここも結構なスピードで集団で通過して、やっぱり落車事故があったそうです。
市の中心部、Mainzer Landstrasse、City Ring(外回り、内回り)、Alte OperからBockenheimer Landstrasseといったところは、普段から車や徒歩でよく通るところです。ところどころで応援してくれる人たちがいますが、雨もあってちょっと少ない人出だったのかな。もっとも、自分は前の人についていくのに必死で、ほとんど周囲なんか見えていません。
植物園の正門を過ぎた先の大きな交差点で北へ曲がり、Zeppelinaleeへ。この道はまもなく自動車専用道、L3004 Rosa-Luxenburg-Strasseとなります。地形に陸橋の登りが加わり、登りが大の苦手の私には結構堪えます。1週目も2周目も、だいたいここでそれまで追いかけた先行車に千切られて、あとから追いついてきた集団の中から、ペースが合いそうなグループを見つけて着いていくようにした次第。
フランクフルト市街地の端、Niederueselを過ぎたあたりで道路は平地へ降りて一般道となります。高速道路A5の立体交差をくぐったあたりで地下鉄(この辺では地上ですが)U2号線と合流。このU2には自転車道も併走していて、銀輪倶楽部の仲間とタウヌスへ向うときによく通るところ。但しこの日は車道です。
この辺を走っているときに、倶楽部の仲間の一人、まみさんに追いつきました。彼女は去年の公式記録があるので前の組のスタートでした。
ルート図の北端、Oberurselがコースの分岐で、103キロコースはここからタウヌスの山へ向かい、70キロコースは左折してSteinbach方面へ向います。概ね下り基調の道ですが、途中2箇所小さな登りがあって、例によってその登りでペースが落ちて、併走パートナー換えとなります。
Steinbachからは、スタート直後のルートをそのまま逆方向に進み、Niederho"chstadtで自動車専用道に乗って、フランクフルト方面へ。まもなく、スタート&ゴールの家具屋さんの巨大椅子オブジェが見えます。42キロに参加の人達はこのままゴール、70キロ組はここから同じコースをもう1周します。また、ここで計時装置が仕掛けてあって、1週目のタイムが記録されます。
我が家のサポート&応援団は、このそばの陸橋の上で1週目の通過を見物しました。...けど、約1000人の通過者(70キロ参加者)で距離もあるので、身内を見つけるのは容易ではなく。なんか「それらしい」のは見えたが、写真は撮り損ねたとのことで、ここに写っているのは赤の他人様たちです。
ここからはほぼ同じコースをもう一周、但し市内中心部はショートカット。正直「もう一周?」という感じでかなり疲れた気分でしたが、まあ山コースと違ってめちゃくちゃ苦しい登りがあるわけでもなく、まあマイペースで完走目指そう、と。
案の定、陸橋なんかの小さな登りでも、ペースは1週目以上に落ちますし、平地のペースも1周目よりちょっと遅い感じ。1週目は街中で他の人達にだいたい着いていけましたが、今度はどんどん抜かれます。
市内からOberurselに向う途中、U2併走区間で大きな集団が追い越していきます。頑張って付いていこうか、いやマイペースで行こうか、ちょっと無理しても付いていったほうが結局は楽だとキャプテンNAさんがいつも言ってたよなぁ、、、と思案していたら、「XXさん、あと少し。頑張りましょう!」と私を呼ぶ声が。倶楽部の仲間、NIさんでした。やはり初参加のNIさん、同じG組のだいぶ後からのスタートでしたが追いつかれました。だいたい、その声からしてまだまだ余裕があるという感じ。
この一声に励まされ、結構厳しかったですが、なんとか集団に付いていきました。途中の小さな登り2箇所ではやはりすこし離されましたが、その後の下りで無理やり追い付きました。
最後の自動車専用道の軽い下りも、この辺になると順位争いも気にしない人が大半なので滅茶苦茶なスパートもなし。NIさんの後姿を見ながら、同じ集団でゴールしました。(写真に写っているのは赤の他人様たち)
ゴールのあと、NIさんと記念写真。(顔が分かりにくいように、ちょっと小さめにしておきました。)
そのあとその辺をうろうろしていたら、他のメンバーにも遭いました。103キロのキャプテンNAさんもすでに帰還。天気がよければ、このあとはビールと焼きソーセージで宴会となるのが普段のRTFのゴールの後のパターンですが、雨中走行で体は冷えているし、その雨はまだ止んでいないので、そそくさと帰宅することにしました。
Sバーンの駅まで歩いて帰るころには、皮肉なもので、薄日が射して路面も乾いています。一番運悪いタイミングでの雨だったようで。
帰宅後、暖かいものが食べたくてラーメン作ってもらい、それを食べたら眠気が襲ってきて一眠りしました。夕方目が覚めて、レースの主催者WEBを見たらもう記録が載っていました。
自分はというと、、、
タイム: 2h08m56.5s
平均速度: 32.758 km/h
70km男性: 完走875人中、567位
年齢別: 完走129人中、70位
1周目に比べて2周目は、陸橋等でのちょっとした登りでもペースが非常に落ちましたが、それでも周別順位は2周目のほうがほんのちょっと良かったです。ということは、同じくらいのレベルの人たちは、同じように2周目は苦しんでペースが落ちていたということのようですね。それと、最後の10キロほど、無理してでも集団についていったのが効いたかも。
次の目標は、とりあえず「真ん中より上」でしょうか。そのためには、あと5分半縮めて1.5キロ/時速く走らないといけません。平地ばっかり走ってないで、もうちょっと登りも鍛えないと。
by weingau
| 2010-05-02 18:49
| Fahrrad